This module provides a UNIX-like command `dirdim'. Copyright (c) 2022-2023 Toshiyuki SHIMONO. All rights reserved. This program is free software; you can redistribute it and/or modify it under the same terms as Perl itself. ■■ 概要 ■■ このモジュールをインストールすると、コマンド dirdim が使えるようになる。 このコマンドは、下記の様に使うと、引数に指定したそれぞれのディレクトリの直下に、 何個の非ディレクトリのファイルと、何個のディレクトリのファイルが存在するかを 表形式(TSV形式;タブ文字区切り形式)で出力する。 > dirdim blib .git # コマンドの引数に blib と .git というディレクトリを指定 nondir subdir given_dir 0 6 blib/ 8 5 .git/ 8 11 total (タブ文字で区切っているだけなので、表示の仕方により縦位置がずれて見えることに注意。 縦揃えをするには、App::expandtab をインストールすると使えるコマンド expandtab を使うと良い。) ■■ 目的 ■■ 多数のディレクトリがある場合に、それぞれのディレクトリに何個のファイルがあるかを 即座に知る方法(たとえばシェル芸)は困難である。そのため、10文字以内のコマンドと いくつかのオプションで様々な追加機能で、便利な機能を実現するため、このコマンドを 作成した。 ■■ オプションの例 ■■ オプションとしては、たとえば -v を与えることにより、具体的なファイルを出力する。 (具体例を出すことで、コマンドの動作の正しさの確信を高める効用がある。) > dirdim -v blib .git nondir subdir given_dir fileName_minstr fileName_maxstr 0 6 blib/ arch/ script/ 8 5 .git/ COMMIT_EDITMSG refs/ 8 11 total オプションの別の例として、 -d を与えることにより、指定したディレクトリファイルの 直下のファイルのみでなくて、最も深いディレクトリ階層にあるファイルの例とその深さを 知ることが出来る。 > dirdim -d blib .git nondir subdir depth alltree given_dir An example at the deepest 0 6 5 25 blib/ lib/auto/App/dirdim/.exists 8 5 5 218 .git/ logs/refs/remotes/origin/master 8 11 5 243 total ■■ 補足 ■■ このコマンドの出力は ANSIエスケープシーケンスにより、テキストに黄色などの色が 着いている。この着色を消すには、App::colorplusをインストールすると使える colorplus のコマンドを使って、 colorplus -0 に dirdim の出力を渡すと良い。 例: > dirdim * | cololrplus -0 なお、上記の説明で > は全てコマンドラインのプロンプト文字列を表しており、 実際のコマンド、それより後の文字列である。